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なんと返戻が1件だけでした!

生活相談員の森川です。

介護報酬の改定があった初月、令和3年4月サービス提供分(5月審査分)の介護給付費等支払い決定通知が届き、なんと標題の通り、返戻が1件だけという結果でした。

各種加算の変更や、コロナ施策への対応等で例年よりも解釈通知やQ&Aが遅れていたことや、LIFEという新しい要素も加わったドタバタの中でのこの結果はとてもうれしく、森川も整理体操の顔ヨガ体操で鍛えた間々田佳子さん直伝の自然な笑顔がキラリ、昨日樹脂でコーティングしたやや白い歯もキラリです。

、、、と、くだらないことを書いてしまいましたが、これもひとえに関係するケアマネージャーさんの理解のおかげといって良いと思われます。新しい加算に関する森川のつたない説明に耳を傾け、ご理解いただくことはさぞ忍耐力が必要だったことでしょう。皆様ありがとうございます。

今回新しく創設された各種加算は、今までと同様に利用者の自立支援を推進するためのものです。そもそも介護保険の理念が個人の尊厳と自立支援です。自立して頂けたらそれはバッチグーですが、加齢とともに衰えていくことは自然なことです。そんな中でも本人の能力の応じてまた出来るようになることはないかな、まだこんなことが出来るんじゃないかな、と本人のことを考え、接していくプロセスの中で、「自分のことを考えてくれる人が周りにいる」「ここは自分の居場所なんだな」と感じてもらえたら、それがその人の尊厳を満たすことになると信じています。自立する・した、という目に見えやすい結果を求めすぎて、自立強制には陥りたくありません。自立支援は尊厳を満たすための手段ですよね。